膝の痛みを取る方法
膝の痛みは季節を問わず多い症状の1つですが、
特に慢性的に膝が痛い方は、
梅雨の時期と冬場に痛みが強くなることが多いです。
それは前回の「梅雨時期の膝の痛み」でも
お話しましたが、
「膝は血流の少ないところで冷えやすい」からです。
そして冷え以外の膝の痛みの原因が
太ももの筋肉の硬さ です。
そこで今回は
「ひざ痛の方にお勧めの、太ももの筋肉を伸びやすくする方法」
として、一つ紹介していきます。
①まずは上の図のように、膝が痛むほうの足をまっすぐ伸ばします。
その状態で太ももの筋肉を矢印の方向に手の掌で押えます。
②手の掌で太ももの筋肉を押したまま、
膝を曲げれるところまで曲げこみます。
*曲げる際に、押えている筋肉に少し痛みが
あるようだと効いている証拠です。
③再び最初の図のように膝を伸ばしますが、
伸ばす際は太ももの筋肉を押す必要はありません。
脚を伸ばしたら、①に戻ります。
①~③を10回ほど繰り返します。
この運動をすることで、
筋肉と筋膜の癒着(筋肉と筋膜の引っ付き)を
剥がすことができ、筋肉が伸びるようになります。
筋肉と筋膜の癒着は、
例えると暑い時期に汗をかいてシャツが肌に引っ付くと
動きにくくなるのと一緒で、
シャツを肌から剥がすと動きやすくなるのと似ています。
一番最初は20~30回ほどこの運動をしてみてください。
(現在、膝に水が溜まっている方は、一旦水が引いて
腫れがなくなってから行ってください。)
*くれぐれも自己責任でお願いします。