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食中毒のリスク増!お腹の冷え

「カラダの冷え、

     ほっといたら大変な事になりますよ~」

 

脅すわけじゃ、ありませんが

特に暑い季節は”冷え”に気を付けてほしいので、

また違うテーマで「夏場の冷え」について書きます。


温かくなってくる時期から夏場は

気を付けたいものの一つが、

「食中毒」

だと思います。

 

農林水産省や厚生労働省が数字を出していますが

平成29年度の患者数は16.646人で

死者は3人だそうです。

(ただし平成28年は死者が14人と年によって違いが!)

 

この数字は医師が食中毒と診断し、

保健所に届け出があったものだけで

それ以外の物は分からないので

実際には、もっと多いのではと思います。

 

食中毒は、家では気を付けていても

外で出されたものだと分からず

どうしようもないですよね。

 

でも、

「同じものを食べたのに
自分だけが当たってしまった・・・」

または、

「同じものを食べて、みんなお腹をこわしたのに
1人だけ平気な人がいた!?」

なんて経験や話を聞いたことないですか?

 

これには、実際いろんな要因があると思いますが、

その一つに

「お腹の冷え」

もあると言えると思います。

 

腸には全身の免疫の約70%があると言われていますが、

その腸(お腹)が冷えてしまっていると

腸の働きは悪くなり、

免疫力の低下にも繋がってしまいます。

 

特に温かくなった時期や暑い時には、
冷たい物を口にしがちですが、
ちょうどその時期は菌の繁殖も活発になります。

 

最近は抗菌グッズも増えて

何でもかんでも「抗菌」となりがちですが、

私たちの住んでいる環境には

「菌は居て当たり前」

です。

 

それでも私たちが、

そうした菌に負けないのは

何千年、何万年とかけて、

そうした菌のいる環境に順応してきたからで、

もともと私たちはその力を持っています。

 

しかし、その力を弱らせてしまうのが

「冷え」

になるので、しっかりとお腹を温めて

自分のカラダ、ご家族のカラダを

守ってみてはいかがでしょうか!

 

特に小さいお子さんのいるかたは、

子供が喜ぶからと言って

アイスクリームや冷たいジュースを与えて

しまいがちだと思います。

 

でも子供にアイスクリームやジュースを禁止するのは

やっぱり可哀そうですよね・・・

*大人の冷たいビールも・・・(^_^.)

 

そこで、冷たいもを口にしたら

必ずそのあとは温かい物を飲むようにすると

お腹の冷えは防げるので

ぜひお試しください。

 

 

 

 




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